香港で来年1月1日から禁煙法を施行
海水浴場でも喫煙を禁止
2006年10月30日
禁煙広報センター
香港特別行政区の立法審議会は先月19日、来年1月1日から公共の場所での喫煙を禁止する法案を承認した。この禁煙法は、レストラン、職場、学校、病院、食料品店、カラオケ店などを対象とし、海水浴場、学校、病院、プール、エスカレーターなどの場所では屋外も対象となる。
また、たばこのパッケージに「マイルド」や「ライト」など、誤解を招く恐れがある表現の使用を禁止し、健康への害を示す警告文を表示することが義務づけられる。たばこの広告も、2009年11月2日以降は全面的に禁止される。
香港では人口690万人のうち、約14%にあたる79万3千人が喫煙者で、喫煙と受動喫煙による健康被害額は53億香港ドル(約813億円)とされている。衛生福祉食物局のヨーク・チョウ局長は、「私たちは市民が健康になること、喫煙者の数が減ることを望んでいる。これから時間をかけて段階的にたばこ対策を実施していく予定だ」と語っている。
近年、欧米諸国を中心とする十数カ国で、公共の場所での喫煙を禁止する法律が次々と実施されている。アイルランドでは2004年3月に世界で初めて全国的に屋内の職場や公共施設での喫煙が禁止され、ブータンでは2004年12月から国内でたばこの販売が全面的に禁止されている。各国の喫煙規制の動きは以下の通り。
諸外国における喫煙規制の動向(参考資料)
国 名
実施時期
内 容
アイルランド
2004年3月
屋内の職場及び公共施設での喫煙を禁止
ノルウェー
2004年6月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
ブータン
2004年12月
たばこ販売の全面的禁止
ニュージーランド
2004年12月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
イタリア
2005年1月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
スウェーデン
2005年6月
飲食店、バー、ナイトクラブで喫煙を禁止
ウクライナ
2005年10月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
スペイン
2006年1月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
ウルグアイ
2006年3月
屋内の公共場所で喫煙を禁止。中南米で初めて
イギリス
スコットランド
ウェールズ
北アイルランド
イングランド
2006年3月
2007年4月
2007年4月
2007年半ば
屋内の公共場所で喫煙を禁止。
ウルグアイ
2006年3月
屋内の公共場所で喫煙を禁止。中南米で初めて
スイス
ティチーノ州
2006年3月
屋内の公共場所で喫煙を禁止。他州でも検討中
オーストラリア
クイーンズランド州
2006年7月
屋内の公共場所及び屋外の飲食場所での喫煙を禁止
チリ
2006年8月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
アルゼンチン
首都ブエノスアイレス
2006年10月
広さ100平方メートル以下の屋内の公共場所で喫煙を禁止
香港
2007年1月
屋内外の公共場所での喫煙を禁止
2009年7月
入店を8歳以上に制限しているバーやナイトクラブ、麻雀店などでも喫煙禁止
フランス
2007年2月
屋内の公共場所での喫煙を禁止
プエルトリコ
2007年3月
屋内の公共場所で喫煙を禁止
シンガポール
1970年
映画館と劇場で喫煙を禁止
2007年7月
すべての娯楽施設で喫煙禁止
ポルトガル
2007年
職場、レストラン、ショッピングセンター、交通機関での喫煙を禁止
アメリカ
ハワイ州など16州
グアム
レストランやバー、職場での喫煙を禁止
計画中または審議中の国
ネパール
計画中
屋内の公共場所での喫煙。たばこの広告の新聞掲載を禁止を2006年6月に発表
ケニア
審議中
屋内の公共場所での喫煙を禁止
2008.5.20
お知らせ
2008.4.25
主要国のたばこ対策の現状
2008.4.18
家庭での受動喫煙、一番の被害者は2〜5歳の幼児
2008.2.12
英国禁煙法導入により、施行前年に比べ、禁煙成功者が28%増加
2007.12.12
禁煙推進議員連盟、たばこ価格・税を引き上げる決議採択
2007.12.10
乳児への受動喫煙は防止できるか
2007.9.27
母親の喫煙は、子どもをメタボリック症候群に
2007.7.13
禁煙補助剤の使用と禁煙試行率の増加で死亡者数が最大31万人減少
2007.7.12
パブも禁煙にしたアイルランド、家庭での喫煙は減少
2007.6.14
受動喫煙は認知症のリスクを増大させる
2007.5.22
全国の医学部および付属病院の敷地内禁煙実態を調査実施済み施設は、医学部30%・附属病院46%に留まる
2007.5.14
アイルランド、禁煙法施行で空気汚染物質の減少と従業員の健康状況の改善が明らかに
2007.3.30
カリフォルニア州ベルモント市で米国一厳しい禁煙法制定へ アパートやコンドミニアムでも喫煙を禁止
2007.3.20
世界で広がる自動車内での喫煙禁止の動き オーストラリア・タスマニア州や米国で子供のいる車内で喫煙禁止
2007.2.6
みやこ禁煙学会、京都で開催(2月11・12日、於:京都府立医大図書館ホール)
2007.2.1
世界各国で進む禁煙の法令化
2007.1.31
マレーシア、子供のいる自動車内での喫煙を禁止へ 今年末までに議会へ法案提出の動き
2007.1.18
ヘビースモーカーの女性は妊娠の可能性が低くなる
2007.1.17
JR6社における空気の清浄な車両の割合を比較
2006.12.12
「家庭、自家用車における受動喫煙曝露」第65回 日本公衆衛生学会で発表
2006.12.7
日本における喫煙室内タバコ煙の評価基準値、WHOの空気環境基準に比べ6倍高い
2006.11.15
喫煙により骨折と靭帯損傷の回復が遅れる
2006.10.30
香港で来年1月1日から禁煙法を施行
2006.10.18
喫煙によりHIV感染の危険性が増加
2006.10.11
英国国民医療保健サービスが試算
2006.10.5
米国でがんによる死亡者が減少
2006.9.15
ハワイで11月から新禁煙法を施行 すべての公共の場所で喫煙を禁止
2006.9.14
日本禁煙学会、「私はこうしてたばこをやめられたコンテスト」結果発表
2006.9.8
喫煙で急性心筋梗塞の危険性が約3倍に
2006.9.4
妊娠中の喫煙が子供の行動障害の原因になる可能性
2006.8.24
受動喫煙で乳がんの危険性が増す
2006.8.21
ニューヨーク州 禁煙法施行から丸3年 住民の80%が支持
2006.8.3
女性の方が喫煙による肺がん発病の可能性が高い
2006.7.28
カリフォルニア州のたばこ税、3倍増の可能性
2006.7.21
米国の16−24歳の若年喫煙者 77%が禁煙をトライ
2006.7.20
世界がん会議が「世界がん宣言」を発表
2006.7.12
米公衆衛生局の医務総監、受動喫煙による健康被害を警告
2006.7.7
たばこと健康問題に関する世界最大級の国際会議「第13回 たばこか健康か世界会議」開催
2006.6.21
喫煙によりED(勃起障害)の危険性が増す
2006.6.13
喫煙により骨粗鬆症の危険性が増す
2006.5.30
新幹線の車掌や販売員、長時間にわたり高濃度の受動喫煙を浴びる
2006.2.21
屋外でも禁煙
〜カリフォルニア州カラバサス市〜
2005.12.14
たばこの価格が500円に上がれば、半数が禁煙
2005.11.28
米成人喫煙率過去最低を記録
2005.11.7
パブ、レストラン禁煙
2005.10.5
職場での全面禁煙実施から1年、アイルランド
2005.9.28
インターネット対応携帯電話利用者の喫煙意識
2005.9.1
米国 喫煙者の76%が禁煙希望
2005.8.26
ハリウッド映画の悪役の喫煙率 35%
2005.8.24
カナダの喫煙率 過去最低を記録
2005.8.12
喫煙で、メタボリック症候群に
2005.8.10
喫煙とADHD(注意欠陥多動性障害)の関係
2005.7.25
禁煙の父 リチャード・ドール氏死去
2005.7.15
喫煙による死亡で、年間920億ドルの損失
2005.7.12
スイスの公共交通機関が禁煙に
2005.7.8
たばこの価格引き上げによる禁煙効果
2005.7.5
英国政府、大胆な禁煙活動
2005.6.8
世界禁煙デー奈良フォーラム(第5回 全国禁煙推進研究会)
2005.4.25
カラオケ店の受動喫煙
2004年7月〜2005年2月
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